【お手本にしたい! インスタグラマー美容師】
ありのままの自分を見せることがセルフブランディングに

川口 竜司さん
Beautiful Harajuku代表  このサロンの求人を見る

美容師にとってインスタグラムは必須の時代。スタイル写真がずらっと並ぶものが多い中、川口さんのインスタはちょっと違う。

「もちろんヘアデザインの写真も載せるんですが、半分くらいの割合で自撮りやファッション、趣味で描いている絵や何気ない日常の様子など、プライベートの写真も結構投稿しています」

その理由を「自分の人間性がよくわかってもらえるから」ときっぱり。2014年から始めたインスタも現在はフォロワー数5.3万人までに成長。その秘訣について、「特に何も工夫はしていないんですよ」と謙遜するが、トレンドリーダーとして自らがどんどん表に出ていくことが、自然とセルフブランディングにつながっていたようだ。それにより、抜群のルックスも相まって、川口さんという一人の人間に興味を持った人がどんどんフォロワーになっていった。

川口さんの投稿のもう1つの特徴が、動画が多いことだ。動画ではほとんど自身が手がけたヘアデザインを紹介している。

「動画のほうが伝えられることが結構あるなと思って。たとえばハイライトだと、髪を動かすことでより立体感が際立ったり、縮毛矯正だとサラサラ、艶々の質感だったり」

今後も、インスタに対するスタンスは、「自分を知ってもらうこと」に変わりはないという川口さん。そのために幅広い投稿を行うからこそ、川口さんの個性が伝わり多くの人を惹きつけているのかもしれない。

Q1 インスタで大事にしている点は?
A 親しみやすさ
身近な存在に感じてもらいたいので、写真も少し明るく加工する程度で、素の自分を見せるようにしています。

Q2 どういう内容に「いいね!」がつきやすい?
A 自分がヘアチェンジしたとき
男性のフォロワーが増えてきているので、髪型を変えたらメンズカットの紹介も兼ねて自撮り投稿するようにしています。髪型とのトータルコーディネートが想像しやすいのか、ファッションへの反響も大きいですね。ファッションは大人っぽいスタイルが好きなので、『Safari』『OCEANS』『LEON』なんかを参考にしています。

Q3 インスタの影響力を実感したことは?
A 雑誌モデルになりました
インスタで出会った人を通じて、『BITTER』という雑誌の専属モデルになりました。メンズファッション誌なので、男性のフォロワーが増えるきっかけにもなりました。同性から支持していただけるのはうれしいですね。

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