【雑誌なんでもQ&A】『BAILA』の企画は、
毎月どのくらいの数から検討されているの?

櫻田 亜弓さん
LONESS ginzaスタイリスト  このサロンの求人を見る

お店によくいらしてくださるのは、25歳から35歳のいわゆる“アラサー”世代の女性。ちょうど世代的に『BAILA』が合うのでよくお出しするのですが、表紙に“アラサー”の文字が載っていないのも、お客様に変に年齢を感じさせず使いやすい理由です。
私自身も着回しの参考にするためよく見るのですが、ページのボリュームも多くて、ファッションにコスメに実用的な記事に…と読み応え抜群! そこで、毎号どのくらいの企画が候補に挙がってから絞り込まれているのか知りたいです。

 

答えてくれるのは>>>
『BAILA』編集長の岡野まかみさん

『BAILA』の企画は、毎月どのくらいの数から検討されているか?というと、300本くらいです!

月刊なので、編集部全員が出席する編集会議は月1回。12名の編集者が、各々、20~30本の企画を提出してから会議に臨んでいるんです。そして、編集会議というのは、それぞれの編集者が1カ月でキャッチしてきたものを発表し、企画を立ててプレゼンする場。だから300本それぞれが、うんと濃いんですよ!

たとえば、『BAILA』で、いつも人気のあるヘアアレンジの特集なら……パリコレなどの情報でモードのチェックも欠かしませんし、ファッションブランドの新作展示会で、服がこういうトレンドだからヘアはこういう感じがバランスいいなと考えたり、ヘアスタイリング剤やドライヤーなどの新作発表会では旬のアレンジについての情報を得たり、読者に会ったり話を聞くことで、流行っているヘアアクセサリーのことを知ったり、忙しいライフスタイルの中でできるヘアアレンジの企画を考えたりetc. と1カ月の仕事の凝縮なんです。

もちろん、自分がヘアサロンに行ったときも、スタイリストさんに、髪質や顔タイプに合うアレンジや、そのコツを伺ったりしますよ!

 

BAILA(バイラ)
働くアラサー世代が通勤からプライベートコーデまで楽しめるファッション誌。
集英社/毎月12日刊/7月号:750円(税込)

関連記事一覧